MENU

第1回日本在宅医療連合学会大会

事前参加登録

<<<事前参加登録に戻る

じっくり語ろう

1.セッション名:グリーフケア

企画日時:2019年7月14日(日曜日)9:00~9:50(50分)
座  長:野崎 仁美先生(在宅看護センターレイル)
リーダー:高橋 慶一先生(がん・感染症センター 都立駒込病院 外科)

概要

グリーフケアは大切なケアの延長と言われていますが、医療者も同様に傷ついている事も多く、その実態が見えにくいのが現状です。また、この実態を語る場面も少なくグリーフケアが浸透しにくい原因の一つにもなっているのではないでしょうか。
このセッションでは、グリーフケアを以下のカテゴリーに分けて、フリーディスカッションで体験を語っていただくことで、今後のグリーフケアのあり方を検討し実践につなげる事が出来るのではないかと期待しています。
①グリーフケアとは
②グリーフケアを行ったことで救われた経験
③上手くいかなかった経験
④グリーフケアのあり方とは
⑤この会において、様々な体験をもとに今まで抱えてきた体験談をじっくり「語り」「分かち合い」学びを「共有」したいと思っています。

2.セッション名:スピリチュアルケア

企画日時:2019年7月14日(日曜日)10:00~10:50(50分)
座  長:小野 幸代先生(訪問看護ステーションつばさ)
リーダー:森本 昌宏先生(近畿大学医学部麻酔科学講座)

概要

 終末期がん患者さんでみられるスピリチュアルペインに対応するにあたっては、多くの問題点が残されています。「自己の存在と意味の消滅から生じる苦痛」と定義されてはいますが、果たしてそうなのであろうか?との疑問が残ります。したがって、スピリチュアルペインって、未だに曖昧模糊とした概念だなあとの印象は否めないでしょう。しかし、実際には、将来の喪失、他者の喪失(残される者への哀惜?)、自律性の喪失などに伴う苦痛であることから、様々な因子を内包していること、患者さん個々での背景を把握することが極めて重要であろうと考えます。さらには、これらを回復(理解?)することで、身体的苦痛の緩和をもサポ-トすることがケアの主体となると考えます。
 今回のセッションでは、参加者の皆さんから多くの意見を頂き、この問題を掘り下げて考えてみたいと思っています。

3.セッション名:若手多職種交流企画(次世代委員会、多職種委員会、生涯教育委員会共同企画)

企画日時:2019年7月14日(日曜日)11:00~12:00(60分)
座  長:洪  英在先生(三重県立一志病院 内科)
リーダー:木村 琢磨先生(北里大学総合診療医学教室)

概要

タイトル:「10年後の在宅多職種連携の姿とは?~理想、空想、妄想、なんでもありの60分~」
 多職種連携、重要だとはわかっていても、理想の姿がイメージできない人も多いのではないでしょうか。それぞれ、頭の中にはあってもうまく表現できなかったり、あまりにも理想的すぎて、現実離れしている、と感じて言葉に出さなかったりしているのではないでしょうか。
そこで、10年後を見据えた在宅医療の現場における多職種連携の姿を、自由に語る場を用意しました。ワールドカフェ形式で、なんでも語って大丈夫な場を設定しました。理想を語るもよし、実体験を語るもよし、反面教師として悪い連携例を挙げるもよし、妄想を語るもよし、なんでもありです。ここに参加することで、日ごろのモヤモヤをすっきりさせることができるでしょうし、明日から実行できる案にも出会えることでしょう。
10年後も在宅医療の現場に関わっているという意気込みのある方や、そうではない方も誰でも大歓迎です。当日、大いに語り合いましょう!!

4.セッション名:MSW集まろう

企画日時:2019年7月14日(日曜日)15:50~16:40(50分)
座  長:新井 敏文先生(東大和市高齢者ほっと支援センターなんがい)
リーダー:馬見塚統子先生(東大和市高齢者ほっと支援センターなんがい)

概要

 診療報酬上の算定がなく業務にあたる在宅医療のMSW!在宅医療介護連携相談窓口、支援センターにいるMSW!そのほか在宅をフィールドにしているSWのみなさん!この医療介護・地域包括ケアシステムの激流の中でみなさんは一人職場の方も多く、黎明期のパイオニアなのです。貧困・差別・児童や高齢者虐待というニュースが世を騒がせるなか、複雑な制度や自事業所の立場で多忙を極め「本来のソーシャルワーク実践とは・・?」と振返る時間も一人ではなかなか作れないものです。是非みなさんで集まって、日頃思っているジレンマや悩み、在宅のフィールドの中で生活を守る私たちの立ち位置や価値、包括ケアシステムの中での存在感、ACP実践におけるMSWの役割など、熱い議論を交わし仲間をつくりましょう!!
 事前参加登録の際に、所属の機関と種別、日頃の悩みや話してみたいこと、参加の目的などをご記入ください。

5.セッション名:事務集まろう

企画日時:2019年7月14日(日曜日)17:00~17:50(50分)
座  長:増永 英尚先生(オレンジホームケアクリニック)
リーダー:網屋 修博先生(医療法人社団松健会 えびす英クリニック)

概要

在宅医療の影の立役者といっても過言ではない事務スタッフ。患者・家族や連携先とのやりとり、スケジュール調整や物品管理、診療報酬請求など業務範囲は実に多岐に渡ります。また、最近では診療アシスタントやクラークを名乗り、診療の最前線へ飛び出すなどさらなる活躍も期待されています。
一方で、医療・介護の複雑な報酬制度のもと、多岐にわたる事例を通して、日々研鑽を積んでいることと思います。中には反省を踏まえて、業務改善に繋げた方々もいるはずです。しかし、こうした知見は組織の枠を超えて十分には共有できていないのが現状です。
この場では、事務方目線で気づき感じた様々な疑問や悩みを、参加者同士で情報交換しながら、より良い診療・組織運営の実現に向けたヒントを探りたいと思います。また、当日までにSNS等を活用し、全国の事務スタッフの皆様から質問などを寄せていただき、先進的な取り組みをされているクリニック等の方々からのアドバイスも会場内で披露できたらと考えています。

6.セッション名:ランチ交流会『じっくり語ろうワークライフバランス』

企画日時:2019年7月14日(日曜日)12:20~14:20(120分)
座  長:河合 由紀先生(コンフォガーデンクリニック・カトレア外来塾)

概要

大会1日目のランチタイムに交流会を企画しました!
「多様な働き方について情報交換したい」「育児との両立、みんなどうしてるの?」
育児や様々な理由で多様な働き方をしている方!その経験や悩み、工夫をみんなで気軽に話してみませんか?
子連れで学会来て、お昼は子どもと食べたいけれど(または託児室にお願いして)、
大人とも会話したいなぁという方。ランチョンセミナーは聴きつくしたというボスの方も大歓迎!
クッションフロアの地べたに座って、テーブルを囲んでおいしいお弁当を食べながら、お話しましょう。好評につき、2回目の開催です。多職種で男女問わずご参加下さい!きっと皆さまの励みになります。

7.セッション名:ケアマネ集まろう

企画副題:在宅医療新時代~ケアマネージャーをアップデートせよ
企画日時:2019年7月15日(月曜日)9:10~10:00(50分)
座  長:水谷 邦子先生(東大和病院ケアサポート)
     中野 亜希先生(武蔵村山病院ケアサポート)
リーダー:上村久美子先生(居宅介護支援事業所 万年青)
     大河内章三先生(株式会社キープオン 支援センターミナミ)

概要

現在、日本では急速に進む少子高齢化や医療技術の進歩により、保管医療・医療介護福祉を取り巻く環境が大きく変化している。これまで通じていた方法や考え方が通じなくなり、多様に変化していく社会の中で、求められるケアマネージャー像をどんどんアップデートをしていかざるを得ない状況にあるものの、地域共生社会や地域包括ケア等の概念的なものから医療及び介護保険での制度改革にも追いつけるよう日々に追われてしまい、在宅医療新時代を迎える日本において、ケアマネージャーがどのようにアップデートをしていく必要があるのかを、国民の健康増進、保健医療システムの持続可能性の確保、保健医療分野における国際的な貢献、地域づくりなどの分野における戦略的な視点を持って検討を行っていく事を目的とする。

見どころ

単なる負担増と給付削減による現行制度の維持を目的とするのではなく、新たな価値やビジョンを共有し、システムとしての保健医療・介護福祉の在り方の転換を意識し行動が出来るケアマネージャー像についての必要性を、具体例を交えて意見交換を行います。地域に戻られた時の実務や指導に活かせるよう、アップデートしていくべきケアマネージャー像を沢山の方と共有できる場所にしていきます。

8.セッション名:栄養士集まろう

企画日時:2019年7月15日(月曜日)13:40~14:30(50分)
座  長:古屋  聡先生(山梨市立牧丘病院 在宅医療、整形外科)
リーダー:奥村 圭子先生(杉浦医院 地域ケアステーション はらぺこスパイス)
     田中 弥生先生(関東学院大学 栄養学部管理栄養学科) 

概要

健康寿命の延伸をスローガンにした地域包括ケアシステムの時代になりました。地域には、疾患以外にも災害や虐待、貧困など健康を維持できない食の問題を抱えた人たちがいます。その背景には、一人一人に心理的、社会的、身体的な複合的課題があり、課題解決には、多機関および多職種で包括的に本人の生きる力を引き出す食の支援が求められます。
誰もが限られた環境のなかにおいて最期まで自分らしく生きる権利を持っています。そして、いくつになっても自分の望む姿でありたいと願いながら、今を生きていると思います。 望む暮らしの実現を求めるなかでいかにして食べようかと悩む人たちのために、「食」を切り口とした地域づくりも含めた視点で活躍できる栄養士・疾患を複数抱えても望む暮らしを支援できる栄養士を目指し、全国で実践している栄養士のみなさまと共に、新しい時代の食の社会的処方を語りましょう。

9.セッション名:薬剤師集まろう

企画日時:2019年7月15日(月曜日)14:50~15:40(50分)
座  長:浅田 美子先生(大和調剤センター 中央薬局)
リーダー:松島夕美子先生(大和調剤センター 中央南薬局)

概要

薬剤師を取り囲む環境は日々変化しています。
ポリファーマシー・処方カスケード・大量の残薬は社会問題として取り上げられています。また最近薬剤師には「くすりをお渡しするまでの業務ではなく、飲んだ後までフォロー」するための対人業務や医療機関・地域との連携が求められています。それには薬学的知見やコミュニケーション能力、薬局から外に出る行動力も求められるようになりました。その中で在宅医療に関る薬剤師は、まさに「現代の求められる薬剤師の姿」に一番近いと言えるでしょう。きっと毎日、様々な事に悩んだり、問題を抱えている方がいらっしゃると思います。
そこで今学会では、悩みや疑問だけでなく自身の取り組みの発信や情報交換等など、自由におはなしできる場として本セッションを設けました。
「集まろう!薬剤師!」
きっと明日からの業務に繋げられる時間になる事でしょう。たくさんの薬剤師さんのご参加をお待ちしております。

このページの先頭へ