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第1回日本在宅医療連合学会大会

職種別見どころ案内

 

 日本在宅医療連合学会は在宅医療に関心を持つ医療介護等の専門職の学会となっています。本大会の企画は、多職種で聴講したり討論に参加できる企画のほか、それぞれの職種が聴講したり討論に参加できる企画を組み入れています。今回、職種毎に関係する企画をピックアップしてみましたので、ご参考にしてください(現時点における予定の企画ですので変更の可能性がありますことを御了承ください)。なお、ポスター発表は会員であればすべての専門職種の方が応募できますので、是非ご応募下さい。

医科医師(病院)

本学会は病院の医療従事者と地域の医療・介護従事者との連携を重視し、病院との継続医療を学会の活動項目の一つとしており、2日間にわたり関係する企画を組んでいます。「病院と地域がひとつになる」(1日目午前)、「地域包括ケア病棟」「病院が実施する在宅医療」「排尿管理-病院と在宅をつなぐ-」「医療制度と病診連携」(1日目午後)、「病院と在宅医療の連携」「介護医療院」(2日目午前)、「専門医と在宅医の協働」(2日目午後)のシンポジウムがあります。公募のシンポジウムもありますのでご応募下さい。

医師(診療所 クリニック)

すべての企画が、在宅医にとって有益になるように計画しています。多職種との連携・協働について、さらに深めていただけることを期待しています。

看護師

訪問看護師だけでなく病院看護師にとっても関心の深い企画を用意しています。
「病院と地域がひとつになる」「今後のEOLの捉え方」(1日目午前)、「今後の看取りを考える」(1日目午後)、「まちづくりと地域看護」(2日目午前)、「質の高いEOLを提供するために看護師にできること」(2日目午後)などのシンポジウムがあります。また、そのほかのセッションでも、看護師による多くの発表などがあります。

薬剤師

薬剤師に関する企画として、「在宅医療における薬剤師の役割」(1日目午後)、「薬の減らし方」「薬剤師の在宅医療訪問の意義」(2日目午前)、「じっくり語ろう『薬剤師』の集会」(2日目午後)などの企画があります。

歯科医師・歯科衛生士

現在在宅医療では多くの歯科医師や歯科衛生士が活動していますので、特に口腔ケア、嚥下、食支援の分野での企画を組みました。「在宅医療における医科歯科連携」「地域嚥下」「コニュニケーション(発語について)」(1日目午後)などの企画があります。

栄養士

在宅における栄養士の活動に関しての企画として、「箱から飛び出せ管理栄養士(日本在宅栄養管理学会との共同企画)」(2日目午前)、「じっくり語ろう『栄養士』の集会」(2日目午後)の他、多職種協働の企画としての「COPD」「多職種による腎不全患者の医療的支援」(1日目午後)、「フレイル予防はまさにまちづくり」(2日目午前)で管理栄養士からの発表があります。

リハビリ技士

「地域嚥下」「コミュニケーション」(1日目午後)では言語聴覚士による発表と講演があります。理学療法士・作業療法士への企画として、「多様化する在宅医療ニーズに応える地域リハビリテーション(日本生活リハビリテーション医学会との共同企画)」(2日目午後)があり、他に1日目午前「在宅人工呼吸ケア」(1日目午前)、「COPD」(1日目午後)に理学療法士からの発表があり、「リハビリとまちづくり」(2日目午前)では講演があります。

ケアマネジャー

エンドオブライフケアや看取りに関する企画(1日目午前午後、2日目午後)、地域包括ケアに関する企画(1日目午後)の他、「じっくり語ろう『ケアマネ』の集会」(2日目午後)が企画されています。

臨床検査技師

今回あらたに臨床検査振興協議会との共同企画(1日目午後)を設けました。また、セッションやブースなどでも、在宅機器の重要性を説明していただく予定です。

臨床工学技士

かつては集中治療室でしか使用されなかった人工呼吸器や血液浄化センターにおいて専門スタッフによって管理されていた血液透析が患者さんの居宅で実施されるようになりました。病院に比べて医療機器を使用するための設備が整っていない環境で非医療従事者である患者さんやご家族が安心して安全に療養生活が送れるように、医療機器の安全管理を担うのは臨床工学技士です。既に在宅医療に長く携わっている臨床工学技士、臨床工学技士とチームを組んでいる医師や看護師とのディスカッションを通じて現状の課題や将来展望を共有しましょう。本学術集会では2日目に「在宅医療において臨床工学技士が果たす使命」をテーマとしたシンポジウムを企画しています。奮ってご参加ください。

医療相談員 / 社会福祉士

2日間にわたり病院との地域連携の企画を多く入れていますが、「独居高齢者等の在宅看取りが可能となるまちづくり」(2日目午後)では社会福祉士の座長による討論を予定し、日本医療社会福祉協会との共同企画(2日目午後)の他、「じっくり語ろう『MSW』の集会」(1日目午後)も用意しています。

事務

在宅医療では事務方も重要な役割を果たしていることより、「事務のはたらき」(2日目午前)のシンポジウムの他、「じっくり語ろう『事務』の集会」(1日目午後)があります。

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